最近患者だらけ。



多くの方が病気になっているようですが、
治りたいなら治って当然のことをしなければいけません。

一番治らない人、
それは「○○病をどうやって治したらよいですか?」とか
「私は○○病でとっても大変でこんな薬を飲んでいますが、どうしたらいいですか」
と質問してくる人です。

なぜこれが治らない人なのでしょう。

みなさんは昔、
学校で教わりました。

「わからないことがあれば聞きなさい」ってね。



だからむしろ質問したり専門家に聞くことは、
努力であって美徳ではないかと思っています。

しかしこれが一番治らない人の特徴です。

この「専門家への質問」に含まれている裏の心は、
道具に頼り医者に頼っていて、
真の意味では自分で考える気がないという現実です。

質問するという行為が実は依存であり実践する気はない、
と気付いているかどうかは非常に重要なことなのです。



このような人はいつも病名や症状にこだわりますが、
原因については考えません。

そして聞いてもらいたいという執着ばかりあります。

原因も自分が考えているのとはかけ離れていることが多いですが、
それ以前の執着だらけなので何を言ってもムダです。


病気を治すには病名を捨て原因に対してアプローチすること、
自分だけが治せるのだということを知り様々なことを学ぶこと、
そしてあらゆる局面において自分の今までの価値観を否定してみる、
そして自分を直視して発想を転換することです。



私が患者さんと話をするときに、
くり返し説明することの一つが症状の意味です。

一般人のほとんどがよく誤認し、
患者がいつまでも治らず、
いつまでも勘違いが続くのが、
症状の意味を理解できていないからです。

よく病院で病気を治してもらったと反論する人がいますが、
いわゆる現代医学の医療行為とは今自分が感じている不快な状況(熱がある、頭が痛い、腹が痛い、めまいがするなど)を改善し、
不快さを感じることなく生活を送れるようになる状態に改善させることを主題としているだけです。



治らない人は常に目先の楽、
症状がなくなることがしか頭には無く、
自分が病気を作り出したことへの認識がありません。

さまざまな症状に対し、
目先の症状だけを改善する治療のことを対症療法といいますが、
だから治らない人は対症療法を好むのです。

あなたがもし治りたいのなら、
症状の意味についてもっと真剣に奥深く考えることです。

それを知りたいと心の底から思った時にだけ私のところに来なさい。

否定され自分がどん底に落ちてもよいと思った人だけに、
治るチャンスが生まれるのです。



内海先生の記事より
http://touyoui.blog98.fc2.com/blog-entry-520.html#more

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どんな方法をとるかよりも、どんな考えでその方法をとるかが大切です。
難病であればあるほど大切なことなのです。

これは病気以外のことにも活かせます。子育てにも共通です。

例えば、赤ん坊が泣き止まないからといって、原因を考えずにお乳を与えすぎてしまうこと。
子どもが泣き止まないからといって、原因を考えずにお菓子を与えてしまうこと。

大切な関係ほど、誤魔化しをしてしまうと後につけはやってきます。

僕も常日頃意識しておきたいことの一つです。



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