ペット販売業者への引渡しは生後46日な訳!5年ごとに改正されるので、次の改正は・・・今年!☆
 

 
 2012年、8月22日に開かれた民主党の環境部門会議で動物愛護法改正案が了承され、生後56日以下の子犬や子猫について、繁殖業者からペット販売業者への引き渡しが禁じられました。
 

 
 当改正案は、親から早期に引き離すと社会性が身につかず、問題行動が多発して飼い主が飼育放棄する、という犬猫殺処分の一因を減らすことを目的としています。
 

 
自民、公明、国民の生活が第一との4党実務者レベルではすでに合意され、国会で成立しました。
 

 
法施行後の3年間は「生後45日」、その後は「生後49日」とし、施行後5年以内に「生後56日」が適切かどうかを、環境省が改めて調査・検討するという流れになります。
 


 ペット販売業者にとって生後45日から60日くらいが売り時の旬といわます。日齢が進めば進むほど子犬や子猫は大きくなり、母性本能をくすぐるようなかわいらしさが徐々に薄れていくため、販売業者はなるべく早く動物を仕入れて店頭に並べたいところです。
 

 
しかし、動物の性格を形成する上で重要な社会化期を狭苦しいスペースに押し込められることで、将来的に攻撃性や人見知りなど、問題となるような性格の遠因となる可能性も、一部の研究では示唆されています。
 
 販売業者への引渡し時期と殺処分数の増減を、明確に関連付けることは難しいかもしれません。
しかし、現状において「夏休みで長期の旅行に出かけるからペットを保健所へ連れて行く」人や、「しつけの仕方がわからず、無駄吠えのひどいミニチュアダックスを捨ててしまう」人、色が思っていたのと勘違いしていた人などの背景に、ただ単にかわいらしい容姿に惹かれただけの衝動買いがあるならば、ペットを店頭に並べる時期を遅らせることには、十分意味があるでしょう。
 

 
しかしながら、この法令かなり笊です。
 

 
ブリーダーが46ニチレイと自己申告してしまえば、何も言えないのです。
 

 
今日もオークション会場では、こんか会話がなされています。

『小さいね』

『幼いね』

『46行ってないよ』

『んなこと、大きな声で言うなよ』

『ああ、暗黙の了解だからね』

『小さい程高値つくからね』
 

 
これを止めるのは、買う側の意識一つです。
小さい程に理由があるのです。
彼らが小さくて可愛いのは親の愛を受け止める為です。
 
 
 
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